『Think Simple』Ken Segall 京都へ行く

Ken Segal と京都へ(2012年5月 Think Simple 出版記念の同志社講演 )

『Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学』by 林 信行 さん (P313-317より抜粋)

 『本書の著者、ケン・シーガルの名前は、アップルの歴史に関する本にはほとんど登場しない。だが、倒産寸前から時価総額世界一まで、大躍進した故スティーブ・ジョブズ最後の十五年のアップルにおける彼の功績は無視できない。
 私はアップル社幹部の友人から、度々、本当の隠し球のように彼の名を聞いていた―あの何度聞いてもいまだに鳥肌が立つ「Think different」のCMのすばらしい言葉をまとめた人物として、そして、その後のアップル社の「i」の革命を生み出すきっかけとなった「iMac」の名付け親として。
 奇遇なことにNHK出版の松島倫明氏から本書のことを聞いたのは『スティーブ・ジョブズは何を遺したのか』(日経BP社刊)というムックの取材で、アップル社でマーケティングコミュニケーション部長だった河南順一氏の話を聞いた直後だった。氏はシーガルと一緒にThink differentキャンペーンの日本での展開を手掛けていた人物だ。』